画像きてんじゃん
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扉絵:世界の甲板から 5億の男編
vol.21「ルスカイナ〜なつかしいボスの顔〜」
新聞を持ってルスカイナを訪れたマーガレット。
久々に見るルフィの顔に猛獣たちも涙。
以下本編。
【『ホールケーキアイランド』南西の海岸】
■ワクワク必至!? アイツの出番がついにキタァー!!
ブルック「行きますよ〜〜!!」
ルフィ「何度見てもわくわくすんなァ!!」
キャロット「え〜〜何コレ何コレ」
ブルック「チャンネル“3”!!」
ルフィ「出たァ——!!」
ブルック「“シャークサブマージ3号”!!」
ペドロ「潜水艇とは一体……!!」
ブルック「ヨホホ 私もこの一味に入って初めて乗ったんですよ」
「大丈夫 私が運転しますから!!」
ペドロ「すまないルフィ おれが勝手に行くと言いながらブルックの手を煩わせてしまう」
ブルック「力になれるハズです!! 潜入なら得意分野」
そう言って魂だけ抜き出るブルック。
キャロット「キャ—— 何か出た!!」
ブルック「必ずや“歴史の本文(ポーネグリフ)”の写しをこの手に!!」
ルフィ「おう!!頼むぞブルック ペドロ!!」
「サンジとプリンに合流したらこの辺りで待ってるよ!!」
ペドロ「互いにくれぐれも気をつけよう…!! ペコムズのメッセージを忘れるな!!」
そしてシャークサブマージ3号は海底へ。
ブルック「——では行きましょう!! 川を上って一気に」
「ビッグ・マムの住む城へ!!」
「深さがあればいいですが!!」
ペドロ「頼む!!」
一方ルフィたちは海岸に上陸。
ルフィ「よし上陸!! 着いたぞビッグ・マムの島!! 冒険のにおいがする!!」
ナミ「絶対イヤよ!!」
ルフィ「お———いサンジ———!!!」
「プリ〜〜〜ン!!! 約束通り来たぞ〜〜〜〜!!!」
地面を見て何かに気付くチョッパー「お?」
ナミ「ちょっと遅れたけどね ホントに2人が見えたの!? ルフィ!!」
ルフィ「いたよ!! 間違いねェって!! マストの上から2人が見えた!!」
キャロット「私達が見た時はもういなかったよね」
チョッパー「ナミ!! 地面食ってみろ!! かたい生クリームだ!! うま!!」
ナミ「ホントだ!メレンゲね この島もお菓子だらけなのかしら」
チョッパー「え〜〜〜〜〜♡ 住みてェ!!」
ルフィたちの目の前には森が広がっている。
ケーキの丘に登るルフィ。
ルフィ「この辺だ!! 確かにサンジとプリンがいて」
「目ェ離したスキにいなくなったんだ!!」
困るナミ「南西の海岸はここで間違いないし…あんたはウソはつかないけど」
「居て居なくなる理由がわからないのよね」
ルフィ「ん!!?」
チョッパー「あれ!?」
ルフィ「おい!!」
森の中に突っ立っているサンジの姿を見つけるルフィ。
飛び出すキャロット「ああっ!!」
ナミ「え??」
ルフィ「おい!!! サンジ〜〜〜〜〜!!!」
ルフィも崖から飛び降りるが、またしてもサンジの姿を見失ってしまう。
ナミ「え!?どこ!?」
「どうしたの!?」
ルフィ「サンジがいたよ今!! あいつ何隠れてんだ!!」
ナミ「ホント!?」
キャロット「あれ!?……!!?」
ルフィ「え!?どこ行った!?」
サンジを追って森の奥へやってきた一同。
そこはお菓子の森。
ルフィ「見失った——!! でもウマそう!! 」
チョッパー「おかしの森だ———!!」
キャロット「いい香り♡」
ルフィ「お———い!! サンジ〜!!! 出て来〜〜〜〜い!!!」
ナミ「3人共見たんなら間違いないわね!!」
「でも何でいなくなるの!?」
『これだけは信じてくれ……!! おれは仲間に隠し事をしてたつもりはない!!』の言葉を思い出す。
ナミ「——何かバツが悪いのかな…!!」
ルフィ「手分けして捜すぞ!!おれこっち行くケーキのある方」
チョッパー「おれまっすぐ!! 何か甘いキャラメルの匂いがする方」
キャロット「じゃ私こっちね!! 見てキレー ジェリービーンズ!!」
ナミ「ちょっと待て——っ!!! 二次災害の予感っ!!!」
ルフィ「何だよ!! 今見失ったんだからカンで追いかけるしかねェだろ!!!」
ナミ「典型的な迷子の思考に加えてあんた達 何か別の欲求につき動かされてない!?(汗)」
「わかったわよ!! 一緒に捜すから 3人共私のそばを離れない事いい!?」
そして森をいく一向。
道中、つまみ食いするチョッパー。
チョッパー「この花お菓子だぞ!!」
キャロット「うそー♡」
ナミ「目移りしないの!!」
ルフィ「よく見たら色んな所が食いもんだな!!」
ナミ「それがおかしいとは思わないの!? ここは敵地よ!? ある程度捜してサンジ君達見つからなかったらすぐ引き返すわよ」
一同「え〜〜〜〜〜!!?」
しかしお菓子に夢中のチョッパー。
緑の川の水をすくって飲んでいる。
「甘っ!!」
「わーこの緑の川メロンジュースだ!!」
ルフィ「ホントかァ!?」
キャロット「この橋もよく見たらドーナツ!!」
ナミ「ちょっと!!いい加減に……」
とそのとき、橋を渡る一向に食らいつこうとする巨大なワニが。
一同「!!?」
チョッパー「え!!?」
ルフィ「橋を渡れ!!!」」
ギリギリでワニの襲撃から逃れるルフィたち。
キャロット「ワニだ!! やっつける!?ルフィ!!」
脱げかけた帽子を被り直すルフィ「いや……」
そんなルフィ達をワニはじろーっとみている。
ワニ「なんだ 人間か……」
一同「!!?」
ナミ「……… え?」
ワニ「…………」
興味を無くしたかのように、さっさと帰っていくワニ。
ルフィ「じゃ何だと思って食いついたんだ!!!」
ナミ「そこじゃない!!!」
「ワニが服着て帽子被って喋ったのよ!? この森やっぱり危ないし変よ!!」
ルフィ「——そんな事いちいち驚いてたらお前……」
ルフィの隣にはキャロットとチョッパー。
ナミ「いや!! そうなんだけど……!!(汗)」
ナミ「やっぱりプリンを信じて海岸で待つべきよ!! 見てすでに帰り道が危うい!!」
ルフィ「ただの橋だ 川をジャンプすればいつでも帰れる」
そこで何かに気付くキャロット「あれ?」
チョッパー「ん?」
キャロット「あれ?あれ?」
ルフィ「ん?」
少し離れたところに、ルフィとまったく同じ姿形の人物が。
ルフィ「「え??」」
キャロット「えェ〜〜!?」
ナミ「ルフィがもう一人!!?」
ルフィ「「誰だお前っ!!!」」
「「『誰だお前』っておれはルフィだよ!!!」」
「「マネすんじゃねェっ!!!」」
ナミ「何!? どうなってんの!? どっちがルフィ!?全く同じで同じ事喋ってる!!」
チョッパー「——いや!! ちょっと違う!! 鏡に映った“鏡像”みたいに キズもアクセサリーも全部反転してる!!」
「“向こう側”の奴はおれ達の知らないルフィだ!!」
ナミ「ホントに鏡があるみたい!! 一体誰なの あんた誰!!?」
ルフィ「………!! 答えろよ!! お前!!!」
キャロット「あ!!いた!!サンジがいたよっ!!!」
「あそこ!! 木の上!!!」
一同「!!?」
木の上でごろ寝するサンジの姿。
ナミ「サンジ君!?そんなとこで何してんの!?」
サンジ「!!」
チョッパー「サンジーおれ達迎えに来たんだぞー!!!プリンはどこだー!?」
ルフィ「おーい サン…!!」
ガンっと2人のルフィが正面からぶつかり、倒れてしまう。
ルフィ「「どけ お前〜〜〜っ!!!」」
そのスキにサンジは森の奥へ逃げていく。
チョッパー「あっ!! また逃げた!! サンジ—!!!」
ルフィ「こんにゃろ」
「どけェ〜〜〜!!!」
もう一人のルフィに殴り掛かるも、力は全くの互角。
ルフィ「「くそォ!!お前ら先に行け!!!」」
「サンジを追え!!!」
チョッパー「わ!! わかった!!」
ナミ「バラバラになんないで!! チョッパーキャロット!! やっぱりおかしいってこの森!!またきっと何か起きる」
ルフィ「「ゴムゴムのォ〜〜〜〜〜…」」
「「“銃乱打(ガトリング)”〜〜〜!!!」」
「「…………」」
「「誰なんだお前ェ〜〜〜っ!!!」」
森の奥へ進んだチョッパーやキャロットたちが驚き泣き叫んでいる。
キャロット「キャ〜〜〜〜〜!!」
チョッパー「ギャ〜〜〜〜〜!!」
ナミ「………!!! …!! …で」
「でっかい人が埋まってる———っ!!!」
巨人「わ———びっくりした〜〜」
ローラとサンファンウルフを足したような不気味な巨人。
チョッパー「こっちのセリフだよ!!! お前大丈夫か!?誰にやられたんだ!?」
巨人「え……」
チョッパー「埋められてるじゃねェか!! 体!!!」
巨人「好きで埋まってんだよね〜〜〜〜」
チョッパー「え——!?バカなのかコイツ!!! 心配して損した!!」
巨人「ジュース飲みたい」
チョッパー「知らねェよ!!!」
ナミ「チョッパーダメよ まともに取り合っちゃ!! こっちがおかしくなっちゃう!!」
巨人「待て待て己ら…」
「ウヌはアップルジュースが大好きよね 左に行くとアップルジュースの滝あるよね ウヌあれ大好き♡」
ナミ「ムシムシムシムシ!! サンジ君を捜すのよ!! …これ夢じゃないかしら」
巨人「捜し人だな己ら…!! ここを通ったぞ」
「アップルジュースをくれたら教えてやるよね」
ガサ…と物音を聞くキャロット「!!」
「!!?」
「危ないナミ!!!」
突如斬りかかる、ダチョウに乗ったウサギ騎士。
キャロットはナミを助けるためダイブ。
斬られた背後の木が叫んでいる。
木「ぎゃあ——!!!」
ナミ「え!? え!!? …??」
現れたウサギはビッグマムの手下。
お茶会の材料を集めにいっていたあのウサギ。
ナミ「木もワニも喋る……今のウサギ私達を殺す気だわ!! すぐルフィの所へ!!まだ帰り道はわかる!!」
チョッパー「でもサンジは!!?」
ナミ「——もう本物かどうかもわかんない 本当にサンジ君なら私達がこんな目に合うのを黙ってみてる!!?」
がしかし、そこでログポーズがグルグルとまわり始める。
ナミ「え!?方角が!!」
さらに時計の針もグルグル
ナミ「時間が!!」
「何から何まで変よこの森!!」
サニー号へと向かう道をふさぐように木が移動を始める。
傍らには人骨が転がっていた。
【ホールケーキアイランド南西の海岸 誘惑の森】
木や花たちが口々に話している。
「聞いた?」
「聞いた——」
「つめてつめて」
「キー♪キー♫」
「出口をふさいで♫」
「ハーナー♪ハーナー♫」
「遊ぼ遊ぼ♪」
「殺して遊ぼ♫」
■奇奇怪怪!! この森——危険(ヤバ)すぎ!!
次号休載
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扉絵:世界の甲板から 5億の男編
vol.21「ルスカイナ〜なつかしいボスの顔〜」
新聞を持ってルスカイナを訪れたマーガレット。
久々に見るルフィの顔に猛獣たちも涙。
以下本編。
【『ホールケーキアイランド』南西の海岸】
■ワクワク必至!? アイツの出番がついにキタァー!!
ブルック「行きますよ〜〜!!」
ルフィ「何度見てもわくわくすんなァ!!」
キャロット「え〜〜何コレ何コレ」
ブルック「チャンネル“3”!!」
ルフィ「出たァ——!!」
ブルック「“シャークサブマージ3号”!!」
ペドロ「潜水艇とは一体……!!」
ブルック「ヨホホ 私もこの一味に入って初めて乗ったんですよ」
「大丈夫 私が運転しますから!!」
ペドロ「すまないルフィ おれが勝手に行くと言いながらブルックの手を煩わせてしまう」
ブルック「力になれるハズです!! 潜入なら得意分野」
そう言って魂だけ抜き出るブルック。
キャロット「キャ—— 何か出た!!」
ブルック「必ずや“歴史の本文(ポーネグリフ)”の写しをこの手に!!」
ルフィ「おう!!頼むぞブルック ペドロ!!」
「サンジとプリンに合流したらこの辺りで待ってるよ!!」
ペドロ「互いにくれぐれも気をつけよう…!! ペコムズのメッセージを忘れるな!!」
そしてシャークサブマージ3号は海底へ。
ブルック「——では行きましょう!! 川を上って一気に」
「ビッグ・マムの住む城へ!!」
「深さがあればいいですが!!」
ペドロ「頼む!!」
一方ルフィたちは海岸に上陸。
ルフィ「よし上陸!! 着いたぞビッグ・マムの島!! 冒険のにおいがする!!」
ナミ「絶対イヤよ!!」
ルフィ「お———いサンジ———!!!」
「プリ〜〜〜ン!!! 約束通り来たぞ〜〜〜〜!!!」
地面を見て何かに気付くチョッパー「お?」
ナミ「ちょっと遅れたけどね ホントに2人が見えたの!? ルフィ!!」
ルフィ「いたよ!! 間違いねェって!! マストの上から2人が見えた!!」
キャロット「私達が見た時はもういなかったよね」
チョッパー「ナミ!! 地面食ってみろ!! かたい生クリームだ!! うま!!」
ナミ「ホントだ!メレンゲね この島もお菓子だらけなのかしら」
チョッパー「え〜〜〜〜〜♡ 住みてェ!!」
ルフィたちの目の前には森が広がっている。
ケーキの丘に登るルフィ。
ルフィ「この辺だ!! 確かにサンジとプリンがいて」
「目ェ離したスキにいなくなったんだ!!」
困るナミ「南西の海岸はここで間違いないし…あんたはウソはつかないけど」
「居て居なくなる理由がわからないのよね」
ルフィ「ん!!?」
チョッパー「あれ!?」
ルフィ「おい!!」
森の中に突っ立っているサンジの姿を見つけるルフィ。
飛び出すキャロット「ああっ!!」
ナミ「え??」
ルフィ「おい!!! サンジ〜〜〜〜〜!!!」
ルフィも崖から飛び降りるが、またしてもサンジの姿を見失ってしまう。
ナミ「え!?どこ!?」
「どうしたの!?」
ルフィ「サンジがいたよ今!! あいつ何隠れてんだ!!」
ナミ「ホント!?」
キャロット「あれ!?……!!?」
ルフィ「え!?どこ行った!?」
サンジを追って森の奥へやってきた一同。
そこはお菓子の森。
ルフィ「見失った——!! でもウマそう!! 」
チョッパー「おかしの森だ———!!」
キャロット「いい香り♡」
ルフィ「お———い!! サンジ〜!!! 出て来〜〜〜〜い!!!」
ナミ「3人共見たんなら間違いないわね!!」
「でも何でいなくなるの!?」
『これだけは信じてくれ……!! おれは仲間に隠し事をしてたつもりはない!!』の言葉を思い出す。
ナミ「——何かバツが悪いのかな…!!」
ルフィ「手分けして捜すぞ!!おれこっち行くケーキのある方」
チョッパー「おれまっすぐ!! 何か甘いキャラメルの匂いがする方」
キャロット「じゃ私こっちね!! 見てキレー ジェリービーンズ!!」
ナミ「ちょっと待て——っ!!! 二次災害の予感っ!!!」
ルフィ「何だよ!! 今見失ったんだからカンで追いかけるしかねェだろ!!!」
ナミ「典型的な迷子の思考に加えてあんた達 何か別の欲求につき動かされてない!?(汗)」
「わかったわよ!! 一緒に捜すから 3人共私のそばを離れない事いい!?」
そして森をいく一向。
道中、つまみ食いするチョッパー。
チョッパー「この花お菓子だぞ!!」
キャロット「うそー♡」
ナミ「目移りしないの!!」
ルフィ「よく見たら色んな所が食いもんだな!!」
ナミ「それがおかしいとは思わないの!? ここは敵地よ!? ある程度捜してサンジ君達見つからなかったらすぐ引き返すわよ」
一同「え〜〜〜〜〜!!?」
しかしお菓子に夢中のチョッパー。
緑の川の水をすくって飲んでいる。
「甘っ!!」
「わーこの緑の川メロンジュースだ!!」
ルフィ「ホントかァ!?」
キャロット「この橋もよく見たらドーナツ!!」
ナミ「ちょっと!!いい加減に……」
とそのとき、橋を渡る一向に食らいつこうとする巨大なワニが。
一同「!!?」
チョッパー「え!!?」
ルフィ「橋を渡れ!!!」」
ギリギリでワニの襲撃から逃れるルフィたち。
キャロット「ワニだ!! やっつける!?ルフィ!!」
脱げかけた帽子を被り直すルフィ「いや……」
そんなルフィ達をワニはじろーっとみている。
ワニ「なんだ 人間か……」
一同「!!?」
ナミ「……… え?」
ワニ「…………」
興味を無くしたかのように、さっさと帰っていくワニ。
ルフィ「じゃ何だと思って食いついたんだ!!!」
ナミ「そこじゃない!!!」
「ワニが服着て帽子被って喋ったのよ!? この森やっぱり危ないし変よ!!」
ルフィ「——そんな事いちいち驚いてたらお前……」
ルフィの隣にはキャロットとチョッパー。
ナミ「いや!! そうなんだけど……!!(汗)」
ナミ「やっぱりプリンを信じて海岸で待つべきよ!! 見てすでに帰り道が危うい!!」
ルフィ「ただの橋だ 川をジャンプすればいつでも帰れる」
そこで何かに気付くキャロット「あれ?」
チョッパー「ん?」
キャロット「あれ?あれ?」
ルフィ「ん?」
少し離れたところに、ルフィとまったく同じ姿形の人物が。
ルフィ「「え??」」
キャロット「えェ〜〜!?」
ナミ「ルフィがもう一人!!?」
ルフィ「「誰だお前っ!!!」」
「「『誰だお前』っておれはルフィだよ!!!」」
「「マネすんじゃねェっ!!!」」
ナミ「何!? どうなってんの!? どっちがルフィ!?全く同じで同じ事喋ってる!!」
チョッパー「——いや!! ちょっと違う!! 鏡に映った“鏡像”みたいに キズもアクセサリーも全部反転してる!!」
「“向こう側”の奴はおれ達の知らないルフィだ!!」
ナミ「ホントに鏡があるみたい!! 一体誰なの あんた誰!!?」
ルフィ「………!! 答えろよ!! お前!!!」
キャロット「あ!!いた!!サンジがいたよっ!!!」
「あそこ!! 木の上!!!」
一同「!!?」
木の上でごろ寝するサンジの姿。
ナミ「サンジ君!?そんなとこで何してんの!?」
サンジ「!!」
チョッパー「サンジーおれ達迎えに来たんだぞー!!!プリンはどこだー!?」
ルフィ「おーい サン…!!」
ガンっと2人のルフィが正面からぶつかり、倒れてしまう。
ルフィ「「どけ お前〜〜〜っ!!!」」
そのスキにサンジは森の奥へ逃げていく。
チョッパー「あっ!! また逃げた!! サンジ—!!!」
ルフィ「こんにゃろ」
「どけェ〜〜〜!!!」
もう一人のルフィに殴り掛かるも、力は全くの互角。
ルフィ「「くそォ!!お前ら先に行け!!!」」
「サンジを追え!!!」
チョッパー「わ!! わかった!!」
ナミ「バラバラになんないで!! チョッパーキャロット!! やっぱりおかしいってこの森!!またきっと何か起きる」
ルフィ「「ゴムゴムのォ〜〜〜〜〜…」」
「「“銃乱打(ガトリング)”〜〜〜!!!」」
「「…………」」
「「誰なんだお前ェ〜〜〜っ!!!」」
森の奥へ進んだチョッパーやキャロットたちが驚き泣き叫んでいる。
キャロット「キャ〜〜〜〜〜!!」
チョッパー「ギャ〜〜〜〜〜!!」
ナミ「………!!! …!! …で」
「でっかい人が埋まってる———っ!!!」
巨人「わ———びっくりした〜〜」
ローラとサンファンウルフを足したような不気味な巨人。
チョッパー「こっちのセリフだよ!!! お前大丈夫か!?誰にやられたんだ!?」
巨人「え……」
チョッパー「埋められてるじゃねェか!! 体!!!」
巨人「好きで埋まってんだよね〜〜〜〜」
チョッパー「え——!?バカなのかコイツ!!! 心配して損した!!」
巨人「ジュース飲みたい」
チョッパー「知らねェよ!!!」
ナミ「チョッパーダメよ まともに取り合っちゃ!! こっちがおかしくなっちゃう!!」
巨人「待て待て己ら…」
「ウヌはアップルジュースが大好きよね 左に行くとアップルジュースの滝あるよね ウヌあれ大好き♡」
ナミ「ムシムシムシムシ!! サンジ君を捜すのよ!! …これ夢じゃないかしら」
巨人「捜し人だな己ら…!! ここを通ったぞ」
「アップルジュースをくれたら教えてやるよね」
ガサ…と物音を聞くキャロット「!!」
「!!?」
「危ないナミ!!!」
突如斬りかかる、ダチョウに乗ったウサギ騎士。
キャロットはナミを助けるためダイブ。
斬られた背後の木が叫んでいる。
木「ぎゃあ——!!!」
ナミ「え!? え!!? …??」
現れたウサギはビッグマムの手下。
お茶会の材料を集めにいっていたあのウサギ。
ナミ「木もワニも喋る……今のウサギ私達を殺す気だわ!! すぐルフィの所へ!!まだ帰り道はわかる!!」
チョッパー「でもサンジは!!?」
ナミ「——もう本物かどうかもわかんない 本当にサンジ君なら私達がこんな目に合うのを黙ってみてる!!?」
がしかし、そこでログポーズがグルグルとまわり始める。
ナミ「え!?方角が!!」
さらに時計の針もグルグル
ナミ「時間が!!」
「何から何まで変よこの森!!」
サニー号へと向かう道をふさぐように木が移動を始める。
傍らには人骨が転がっていた。
【ホールケーキアイランド南西の海岸 誘惑の森】
木や花たちが口々に話している。
「聞いた?」
「聞いた——」
「つめてつめて」
「キー♪キー♫」
「出口をふさいで♫」
「ハーナー♪ハーナー♫」
「遊ぼ遊ぼ♪」
「殺して遊ぼ♫」
■奇奇怪怪!! この森——危険(ヤバ)すぎ!!
次号休載
336: 2016/06/30(木) 16:20:02.45
また休載か
337: 2016/06/30(木) 16:22:17.75
扉絵マーガレットやんけ
338: 2016/06/30(木) 16:22:54.21
おもくそアリスオマージュでワロタ
今更か
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source : 超マンガ速報