Google+ まんがあんてな: 【鬼滅の刃】ネタバレ 55話「無限夢列車」詳細 文字バレ 感想まとめ

2017年3月23日木曜日

【鬼滅の刃】ネタバレ 55話「無限夢列車」詳細 文字バレ 感想まとめ

【鬼滅の刃】ネタバレ 55話「無限夢列車」詳細 文字バレ 感想まとめ

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361: 2017/03/23(木) 17:07:46.61
第55話 無限夢列車

扉絵 三日月の夜の中、煙を吹き上げて奔る無限列車
煽り 眠る炭治郎一行を横目に汽車は粛々と…

車掌が涙を流しながら床に膝を突き、頭を下げている
その相手は鬼の手 手首から先のみのその姿には、夢という文字がいくつかと
目と口がついていて喋る

車掌「言われた通り切符を切って眠らせました どうか早く私も眠らせて下さい
死んだ妻と娘に会わせて下さい お願いします お願いします…」
手「いいとも よくやってくれたね お眠り 家族に会える良い夢を」

車掌の心臓がドクンと大きく脈打ち、そのままうつ伏せに床に倒れこんだ
手の鬼の後ろに跪いて控える人間が四人
その中の三つ編みの娘が手の鬼に声を掛ける
三つ編み「あの… 私たちは……」

手「もう少ししたら眠りが深くなる それまでここで待ってて
勘のいい鬼狩りは殺気や鬼の気配で目を覚ます時がある
近づいて『縄を繋ぐ時』もからだに触らないよう気をつけること
俺は『暫く先頭車両から動けない』
準備が整うまで頑張ってね
幸せな夢を見るために」

控えていた四人は男が二人と女が二人、いずれも若いが虚ろな目をしている
その四人が「はい…」と返事をした

汽車の先頭車両の上、下壱の鬼が走る汽車の上でも揺らぐことなく風に向かい立っている
下壱「どんなに強い鬼狩りだって関係ない
人間の原動力は心だ精神だ
"精神の核"を破壊すればいいんだよ
そうすれば生きる屍だ
殺すのも簡単
人間の心なんてみんな同じ
硝子細工みたいに脆くて弱いんだから」
そう独り言を呟く下壱の鬼は笑みを浮かべていた

炭治郎たちの他、他の客も全員眠っている車両
すうすうと寝息を立てる善逸の夢の中
禰豆子の手を引き、たわわに実る桃の木の林の中を駆ける善逸
禰豆子の爪は尖っておらず、また口枷も牙も無い

善逸「こっちこっち!!
こっちの桃がおいしいから
白詰草もたくさん咲いてる
白詰草で花の輪っか作ってあげるよ禰豆子ちゃん
俺本当にうまいのできるんだ」
禰豆子に振り返りそう言う善逸の頬は高揚し紅く染まっている
善逸に笑顔を向ける禰豆子
禰豆子「うん たくさん作ってね!」
善逸「途中に川があるけど浅いし大丈夫だよね?」
禰豆子「川? 善逸さんどうしよう 私泳げないの」
と、困った顔をする禰豆子
途端に善逸の顔が真っ赤に染まる
善逸「俺がおんぶしてひとっ飛びですよ川なんて
禰豆子ちゃんのつま先も濡らさないよ
お任せくださいな」

続きます

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source : 超マンガ速報