詳細バレ
http://jump-netabare.seesaa.net/article/438791126.html
『えりなの決意』
--------------------------------------
【えりな記憶】
えりなの記憶の中を
薊、司の言葉が流れる
薊
「いいかいえりな、僕が認めるもの
セントラルが【料理】だ」
えりな
(いいえ)
薊
「それ以外の【餌】は学園から排除し
生徒全員を忠実な兵隊へと育てあげる事が
遠月を強くする」
えりな
(いいえ…)
司
「セントラルの思想はやがて
この国を覆っていく
日本中の料理店をつぶす
仕方ないかなって思うよ」
えりな
(いいえ……)
司
「進級試験、薊総帥に
従おうとしない生徒に関しては
どうなるか理解してもらえると思う」
えりな
(いいえ…!)
薊
「僕の掲げる【真の美食】こそが
絶対の正義なのだ」
えりな
(いいえ!!)
ソーマ
「行き着く先がわかってたら
面白くないだろ」
えりな
(お父様、料理人と料理達はきっと
自由でありたがっているのですわ)
【記憶終了】
--------------------------------------
ソーマ
「さて…そんじゃあ
味の感想をしっかり
聞かせてもらおうか薙切ぃ」
えりな
「決めたわ…幸平くん!
今から私が言いうことを
実行するのよ!
明日の早朝!
極星寮の一年生を
全員集合させておいて!
そうね…寮の玄関前がいいわ!」
ソーマ
「おお?おぉ…それは別にいいけど
味の感想は?」
えりな
「それじゃ頼んだわよ!
私は今から準備があるから!」
ソーマ
「ちょ!?おっ、おいっ味は!?」
えりな
「それともう一つみんなに伝えて
先ほど彼らが書いていた実家への手紙
今すぐ処分して結構とね」
--------------------------------------
【翌日】
進級試験まであと7日
集合した寮生たち
拡声器とカンペを持った
えりなが現れる
えりな
「ごきげんよう極星寮の各々方
…フン今日も今日とて見るからに
しょぼくれた顔をしているわね」
榊
「…えっ…」
えりな
「こんな事では進級試験を
受けるまでもなく結果は明らか…
今すぐ学園から去ったほうが
いいのではなくて?」
吉野
「な、何よー!
しょうがないじゃんかー!
セントラルに従わない生徒は
容赦なくはじかれちゃうんだよ!?」
涙ぐむ吉野
吉野
「私たちだって…
もっとこの学園で自分の料理を…
ずっとずっとやっていたいよ!
なのにそんな言い方すること
ないじゃん…!」
えりな
「私がこの寮でお世話になって
短くない日々が流れました
その中であなた達の料理を
幾度となく味見してきましたね
その味は時に突飛で時に滅茶苦茶で…
私は何度しかりつけたかわかりません
でもあなた方の皿はいつも自由だった」
吉野
「…え」
えりな
「けれど今のような
へこたれた気持ちのままでは
それを活かすまでもなく
首を刎ねられてしまうでしょうね!
情けない…!
本当にそれでいいのかしら!?」
吉野
「で でもそんな事言ったって
どうやって試験をクリアすればいいか…」
えりな
「どうやっても
こうやってもありません!
【料理】の力で切り抜けるしか
ないでしょう!!」
秘書子
「…えりな様」
嬉しそうな笑顔の秘書子
えりな
「もしもあなた方に絶対に
生き残るという意思があるのなら
【神の舌】にかけて私が
あなた方をサポートします!!
生き残る意思なき者は
今すぐここから去りなさい!
そしてその意志ある者だけ
私と共に試験に臨むのよ!!
さぁ!!あなた方が本当に
誇りある料理人ならば!
私についておいでなさい!!」
吉野
「えりなっちに
そんな風に言われたら…」
青木
「引き下がれるわけねぇぜ…!
上等だオラ!」
一同
「二年生になるぞー!!」
一息ついてほっとした表情のえりな
ソーマ
「へへ…薙切はやっぱこうでなきゃな!
もっと素直に言えばいいのに
ツンツン厳しく言っちまうくらいが
ちょうどいいぜ」
えりな
「…フン 私は思ったままの事を
言っただけよ」
この寮の皆には返さなくてはならない
恩義がありますからね」
えりな
(そう……私は教えてもらったわ
私が一歩踏み出すための大切な事を…
あなた方にね
そして幸平創真(あなた)にも…)
ソーマの横顔をじっと見つめるえりな
--------------------------------------
進級試験の日はすぐそこまで迫っている
一週間後…戦いの幕が切って落とされる
その舞台は厳しくも豊かな北の大地
北海道である
次号表紙&巻頭カラー
http://jump-netabare.seesaa.net/article/438791126.html
『えりなの決意』
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【えりな記憶】
えりなの記憶の中を
薊、司の言葉が流れる
薊
「いいかいえりな、僕が認めるもの
セントラルが【料理】だ」
えりな
(いいえ)
薊
「それ以外の【餌】は学園から排除し
生徒全員を忠実な兵隊へと育てあげる事が
遠月を強くする」
えりな
(いいえ…)
司
「セントラルの思想はやがて
この国を覆っていく
日本中の料理店をつぶす
仕方ないかなって思うよ」
えりな
(いいえ……)
司
「進級試験、薊総帥に
従おうとしない生徒に関しては
どうなるか理解してもらえると思う」
えりな
(いいえ…!)
薊
「僕の掲げる【真の美食】こそが
絶対の正義なのだ」
えりな
(いいえ!!)
ソーマ
「行き着く先がわかってたら
面白くないだろ」
えりな
(お父様、料理人と料理達はきっと
自由でありたがっているのですわ)
【記憶終了】
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ソーマ
「さて…そんじゃあ
味の感想をしっかり
聞かせてもらおうか薙切ぃ」
えりな
「決めたわ…幸平くん!
今から私が言いうことを
実行するのよ!
明日の早朝!
極星寮の一年生を
全員集合させておいて!
そうね…寮の玄関前がいいわ!」
ソーマ
「おお?おぉ…それは別にいいけど
味の感想は?」
えりな
「それじゃ頼んだわよ!
私は今から準備があるから!」
ソーマ
「ちょ!?おっ、おいっ味は!?」
えりな
「それともう一つみんなに伝えて
先ほど彼らが書いていた実家への手紙
今すぐ処分して結構とね」
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【翌日】
進級試験まであと7日
集合した寮生たち
拡声器とカンペを持った
えりなが現れる
えりな
「ごきげんよう極星寮の各々方
…フン今日も今日とて見るからに
しょぼくれた顔をしているわね」
榊
「…えっ…」
えりな
「こんな事では進級試験を
受けるまでもなく結果は明らか…
今すぐ学園から去ったほうが
いいのではなくて?」
吉野
「な、何よー!
しょうがないじゃんかー!
セントラルに従わない生徒は
容赦なくはじかれちゃうんだよ!?」
涙ぐむ吉野
吉野
「私たちだって…
もっとこの学園で自分の料理を…
ずっとずっとやっていたいよ!
なのにそんな言い方すること
ないじゃん…!」
えりな
「私がこの寮でお世話になって
短くない日々が流れました
その中であなた達の料理を
幾度となく味見してきましたね
その味は時に突飛で時に滅茶苦茶で…
私は何度しかりつけたかわかりません
でもあなた方の皿はいつも自由だった」
吉野
「…え」
えりな
「けれど今のような
へこたれた気持ちのままでは
それを活かすまでもなく
首を刎ねられてしまうでしょうね!
情けない…!
本当にそれでいいのかしら!?」
吉野
「で でもそんな事言ったって
どうやって試験をクリアすればいいか…」
えりな
「どうやっても
こうやってもありません!
【料理】の力で切り抜けるしか
ないでしょう!!」
秘書子
「…えりな様」
嬉しそうな笑顔の秘書子
えりな
「もしもあなた方に絶対に
生き残るという意思があるのなら
【神の舌】にかけて私が
あなた方をサポートします!!
生き残る意思なき者は
今すぐここから去りなさい!
そしてその意志ある者だけ
私と共に試験に臨むのよ!!
さぁ!!あなた方が本当に
誇りある料理人ならば!
私についておいでなさい!!」
吉野
「えりなっちに
そんな風に言われたら…」
青木
「引き下がれるわけねぇぜ…!
上等だオラ!」
一同
「二年生になるぞー!!」
一息ついてほっとした表情のえりな
ソーマ
「へへ…薙切はやっぱこうでなきゃな!
もっと素直に言えばいいのに
ツンツン厳しく言っちまうくらいが
ちょうどいいぜ」
えりな
「…フン 私は思ったままの事を
言っただけよ」
この寮の皆には返さなくてはならない
恩義がありますからね」
えりな
(そう……私は教えてもらったわ
私が一歩踏み出すための大切な事を…
あなた方にね
そして幸平創真(あなた)にも…)
ソーマの横顔をじっと見つめるえりな
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進級試験の日はすぐそこまで迫っている
一週間後…戦いの幕が切って落とされる
その舞台は厳しくも豊かな北の大地
北海道である
次号表紙&巻頭カラー
506: 2016/06/15(水) 19:16:54.40
>>483
乙
えりな完全味方化か
玉の世代ほとんどが反セントラル勢と化したな
創真、えりな、極星組、秘書子、肉魅、アルディーニ兄弟、アリス、黒木場
動向不明が葉山、美作、北条、貞塚か
乙
えりな完全味方化か
玉の世代ほとんどが反セントラル勢と化したな
創真、えりな、極星組、秘書子、肉魅、アルディーニ兄弟、アリス、黒木場
動向不明が葉山、美作、北条、貞塚か
569: 2016/06/16(木) 03:18:19.11
>>483
中村くんって共産主義者かなにかなの?政治力がバックにいるからこんなに余裕なんだろ?
中村くんって共産主義者かなにかなの?政治力がバックにいるからこんなに余裕なんだろ?
488: 2016/06/15(水) 18:40:33.89
>>483
乙
最近、一色先輩空気過ぎじゃね?
一色もアドバイスしてあげればいいのに
乙
最近、一色先輩空気過ぎじゃね?
一色もアドバイスしてあげればいいのに
494: 2016/06/15(水) 18:48:41.79
>>488
重要な時に必ずといって良いぐらいいないから裏切り者説とか出るんだよなあ
重要な時に必ずといって良いぐらいいないから裏切り者説とか出るんだよなあ
495: 2016/06/15(水) 18:50:20.28
>>483
乙乙!
よしよし、既にデレながらも結論を出さない辺り引っ張ってていいよいいよ
これでソーマは意地でもえりなに美味いって言わせる気になるよな
乙乙!
よしよし、既にデレながらも結論を出さない辺り引っ張ってていいよいいよ
これでソーマは意地でもえりなに美味いって言わせる気になるよな
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source : 超マンガ速報