Google+ まんがあんてな: 【キングダム】ネタバレ 507話「仁と淡」絵バレ 詳細 文字バレ 感想まとめ(画像あり)

2017年2月19日日曜日

【キングダム】ネタバレ 507話「仁と淡」絵バレ 詳細 文字バレ 感想まとめ(画像あり)

【キングダム】ネタバレ 507話「仁と淡」絵バレ 詳細 文字バレ 感想まとめ(画像あり)

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668: 2017/02/17(金) 21:46:39.63
■緊張が走る弓矢兄弟の初実戦!! 城壁突破の鍵となる重要な局面に際し、二人は大役を果たせるか…!?


河了貂「しっかり守ってやってよ 猿角(えんかく) 里魏(りぎ)」

信「……」

「もし死なせでもしたらお前らぶっ殺すからな!カカカ」

猿角「ひっでェ隊長だな ったく」

里魏「オオ 任せとけや」

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ガッシャガッシャと大きな楯を持ち仁と淡を守るように歩く猿角と里魏。


次々と矢に撃たれ、梯子から落下する山の民。

生の戦場を見て、汗ばむ仁と淡。


猿角「そう緊張するなお前ら」

里魏「敵の矢からは俺達が守ってやる」

「お前らには一本もかすらせねェ」


猿角「さぁ 見せつけてやれよ 飛信隊の」

「弓矢兄弟の実力を」

国門を前にする二人。

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■隊と軍の威信をかけて——。

楊端和「お前達の弓使いは ずい分子供っぽいな」

河了貂「ぽいと言うか 本当に若いよ」

「隊でも最年少」

信「だが心配はいらねェ」

「腕は間違いなく一級品だ」

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タジフ「ウチノ鳥加族ノ矢モスゴイモ」


戦い慣れた様子の鳥加族の弓隊を見つめる信。


信「………」

「……いや うちのは一つだけ“不安なとこ”があるか…」


矛を肩に乗せる信。


河了貂「………うん」

楊端和「?」


鳥加族の後方に着く淡達。


里魏「よし この辺でいいのかな」

「けっこう遠目に陣取ったな 鳥加族さんは」


盾を地面に設置する猿角と里魏。

猿角「立て置きの盾と別に」

「俺らも一つずつ持って撃つ時も守るから安心しろ」


「矢の補充も ここに置いとく」

「足りなくなりそうだったら俺らが後ろに合図して持って来させるから それも心配ない」


里魏「この鳥加族ってのと一緒に撃つんだ」

「ってもう始めそうだな連中」

ワーワー何かを叫んで戦闘態勢に入る鳥加族。

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淡「近い………」

汗ダラダラの二人。


猿角「え?」


淡「思ってたより…近いよね兄ちゃん」

仁「ああ…」


淡「すみません オレ達だけもっと後ろから撃ってもいいですか?」


淡の提案にハテナマークの猿角。


猿角「!? はァ 何言ってんだお前」

「ビビんじゃねェ 敵の矢は全部盾で防ぐって言ってるだろうが」


淡「いや…そうじゃなくて」


淡達の異変に気づく信達。


信「ん? 何かモメてねェかあいつら」

河了貂「え?」

楊端和「何だ?」

「あの二人の不安なこととは」


信「……ああ」

「あの兄弟は」


「実は まだ人を撃ったことがないんだ」

猿角「いいか」

「撃ちだしたら敵の矢はこっちに集中する」

「撃ったらすぐ盾に隠れるのくり返しだ」

「…聞いてんのか二人共」

汗をかき猿角の話も耳に入ってない様子の二人。

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その時、鳥加族の一人が矢を放ち何かを叫ぶ。

鳥加族「〜〜〜」


楊端和「始まったぞ」

信「えっ」

次々と敵に向けて矢を撃ちまくる鳥加族。

一方、門の上の趙兵達は梯子から登ってくる山の民を相手にしている。


趙兵「梯子の奴らを落とせ」

「くそっ あいつら何本喰らったら死ぬんだ」

「俺達は梯子下の後続をつぶすぞ」

「乗り出しすぎて落ちるなよ」


そんな趙兵達に次々と矢が刺さっていく。


趙兵「!?」

「ぐあ」


「ギャッ」

「うぐあ」


驚く信達。


信「……すっ すげェっ」

楊端和「あれが鳥加族の矢だ」

河了貂「あっ 見ろ」

「合わせて新しい梯子がかかる!バジオウの歩兵だ!」


バジオウ達が新しく梯子をかけようとしているのに気づく趙兵達。


趙兵「また梯子が来るぞォ 下の奴らを狙えェ」

鳥加族「〜〜〜(第二射撃てっ)」


バジオウ達を撃とうとしていた趙兵を次々と撃っていく鳥加族。


趙兵「ギャッ」

「うぐっ」


信「よし いいぞ 凄ェ援護だ」

「今のうちのバジオウ達をっ…」

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何かに気づく河了貂。

河了貂「ん?」


信「どしたテン」


河了貂「……」

「……仁と淡が 撃っていない…!」


信「!?」

「何ィ!?」


盾に隠れたままの仁と淡。


その様子に怒る猿角と里魏。


里魏「何で撃たねェんだお前ら」

猿角「敵の矢にビビるなってあれ程」

「って言うかまた敵はこっちに気づいてなかったのに」

里魏「いや まだ敵は混乱してる」

「今のうちに早く撃て オイ」

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下を向いたまま淡が言う。

淡「ち」

「近すぎるんです」


猿角「な…」

「何!?」


必死で訳を訴える淡。


「近すぎるんです!!」

「ここからじゃ相手の顏が はっきり見えすぎる!!」


猿角「!?」

「…… そ それが どうした…」


呆気にとられる猿角。


淡「どうしたって…」

「そんな…」


「 オレ達 撃ち出したら あんな顏がはっきり見える相手を一方的に…」

「一方的にっ…」

仁「淡 やめろ」


目を閉じ、下を向いたまま淡の言葉を遮る仁。


淡「兄ちゃん」

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仁「俺達は ちゃんと“分かって” 来たはずだ」


「ちゃんと……!」


下を向きながらも目を見開く仁。


「だけど“予想外のこと”が二つ起こった」


「一つは覚悟が少し足りてなかったこと」


怯えた表情のままの淡。


仁「そしてもう一つは 手の振るえが止まらないってことだ」


弓を握る仁の手の震えが止まらない。



里魏「お」

里魏が二人に声をかけようとするが「でも」と仁が続ける。


仁「大丈夫だ」


ぐっと弓を握る仁。


「覚悟は今決めればいいし」

「俺達にとってこの距離の弓なら多少の手の震えなど何の問題もない」

淡「………」

里魏「……」

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淡「……でも 兄ちゃん…」


その時 里魏が何かに気づく。


里魏「頭下げろっ」

淡「わっ」


猿角「敵の注意がこっちに来たぞっ」


二人を庇う猿角と里魏。

趙兵も鳥加族の存在に気づいた様。


趙兵「新手の弓隊はあそこだっ」

「とにかく撃ちまくれ そうすれば向こうの回転も悪くなる」

「上級弓兵は梯子の方を狙い撃ちにしろ」

「オオ」



仁の目つきが鋭くなる。

仁「淡 見ろ」

淡「?」


仁「俺達が撃てない間に」

「敵の矢が梯子を登る味方を一方的に殺してる」


敵の矢のせいで、どんどん落下する山の民。


仁「それを止める」

「今は…それだけだ」

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矢を取り出し、震えながらも構える仁。

「兄ちゃんに続け」


パシュ

矢を放つ仁。

見守る信。淡も視線を矢の方向へ。


ドン


と矢は敵の目にささり、そのまま貫通。そのまま男は倒れてしまう。



趙兵「馬徳様?」


すかさず矢を放つ仁。

同じように目にささり頭を貫通。


趙兵「田韋様」

「どうした田韋っ…」と言いかけた男に矢が刺さり頭を貫通。

隣にいた兵も驚く

趙兵「!?」

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その様子を見ていた楊端和と信も驚いた様子。

ザワつく趙兵達。

徴兵「……」

「隊長っ」

(……)

(指揮官が三人とも一矢で即死…!?)

(まさか 狙ってる奴がい…)


そう分析していた男の頭にも矢が貫通する。

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次々と矢を放っていく仁に、驚く里魏。


里魏「すっ」


門上の前方にいる趙兵を次々と矢で即死させていく仁。

慌て始める趙兵。


趙兵「何だ」

「何が起こってる」

「急にっ」

「一矢で皆即死をくらってるぞ」

「黄馬様ァ」

「どこから撃ってる!?」

「多分 さっきと同じ新手の隊の端の奴だ」

「ま まさか狙ってやって…」

「バカ そんなことができるものか」

「どこだ あっ あいつか」


その間にも矢で倒される趙兵。


「!? うわぁ」

「顏を出すな とにかく一歩下がってあいつの所へ撃ちまくれ」

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目にもとまらぬ速さで撃っていく仁。
そして、その矢は全て命中していく。


猿角「すすげェ」

里魏「お おい 仁 一息つけお前…」


仁「大丈夫です」

「続け 淡!」

「敵が多すぎる」


里魏「本当だよ」

「兄ちゃんにだけやらせんな 弟も手伝え」


淡「………」

ギリッと唇を噛み、立ち上がる淡。


淡「やるよ兄ちゃん!」

猿角「!」

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弓を構える手が震えている淡。

一人の兵士に狙いをつける。
その様子を横目で見守る仁。


カタカタと振るえながらも矢を放つ。

淡「っ!!」

その矢は、狙いをつけていた兵士の真下の壁に突き刺さる。


趙兵「ビクッ」


淡「あっ」


仁「いい」

「続けろ淡」

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再び矢を放つも、また外れてしまう。


叫ぶ仁「続けろっ」

再び矢が外れ焦る淡。


淡「………」

「ふっ……」

「ふっ……」


仁「“的”を変えるな 淡!」

「ふぐうっ」


しかし、矢ははずれ
さっきよりも的から遠ざかった所に刺さってしまう。


涙を流し崩れおちる淡。


淡「うぐうっ」

「当たらないっ」

「狙ってるのに当たらないよ 兄ちゃん」

「ううっ」


泣き崩れる淡。


信「……淡……」

信達も見守っている。


淡「兄ちゃん」

「兄ちゃん」


仁「……」

仁の手はいまだに震えが収まっていない。


「十連だ 見とけ淡」

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そう言った仁は、次々と目にもとまらぬ速さにもかかわらず、盾でガードしている隙間を狙い命中させていく。


驚く信、そして ついにバジオウ達の梯子がかかる。


趙兵「どっ」

「どうしたっ」

趙兵「あっ!!」

現れる バジオウ!!

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■仁による超絶弓隊が炸裂!! 誰もが目を見張る弓技によって、ついにバジオウが城壁に立つ!!!

キングダム 508話へ続く!!

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source : 超マンガ速報