続きを読む1 名前:首都圏の虎 ★ 投稿日:2021/06/29(火) 19:58:48.71 ID:CAP_USER9.net
■イケメンキャラが多く女性ファンにも愛された『REBORN!』
1つ目は、天野明氏原作の『家庭教師ヒットマンREBORN!』。原作漫画は2012年に完結しているが、数年前から新規グッズが発売されたり、2018年からは2.5次元舞台化されたりと今も過去のものとはいえない人気を集める作品だ。
アニメは2006年から2010年まで放送。原作の「未来編」までが描かれており、その後はオリジナル展開となる「アルコバレーノ編」「1世(プリーモ)ファミリー編」が放送された。原作では「未来編」の後には「継承式編」や物語の核心に迫る「虹の呪い編」が続き大団円となったため、アニメでも原作どおりの完結を見守りたいという人が多そうだ。
イケメンキャラが多く登場する能力バトル漫画で、女性ファンの多さも特徴的な作品だった『リボーン』だけに、現在の技術力による美麗なグラフィックでもう一度はじめからアニメを見たいという人も多いのでは。当時のファンだけでなく、新たなファン層の獲得も期待できそうだ。
■原作通りの展開での完全アニメ化に期待
2つ目は、松井優征氏原作の『魔人探偵脳噛ネウロ』。アニメ化・実写映画化もされ大ヒットした『暗殺教室』の作者の一つ前の作品で氏のデビュー作となる『ネウロ』。内容は謎を食糧とする魔人のネウロが事件を解決していく推理ものであるが、その魅力はなんといっても目のつけどころが独特すぎる設定や、風刺のきいたギャグシーンの数々。シニカルな内容が『ジャンプ』に「ブラックコメディ」という新たな風を吹き込んだ。
アニメは2007年に2クールで放送された。人気声優の子安武人が主人公のネウロを不気味に好演したが、放送クールの都合からか、原作で人気キャラの早坂兄弟が未登場であったり、物語の核心というべき存在の“新しい血族”たちが登場しなかったりと、原作の内容とは大きく異なる展開・結末を迎えている。
原作では人類を巻き込んだ壮大なクライマックスが話題となった作品だけに、あらためて新作アニメとして帰ってくることを願わずにはいられない。その際はぜひ、犯人たちのエキセントリックさもパワーアップしていてほしい!
なお、松井氏は『ジャンプ』にて自身初の歴史ものとなる『逃げ上手の若君』を今年1月から連載中。ダブルでアニメ化も期待できそう?
■令和の時代に再び囲碁ブームを
3つ目は、ほったゆみ氏原作、小畑健氏作画の囲碁漫画『ヒカルの碁』。今年アニメの放送から20周年を迎える同作は、当時夕食どきに放送されていただけあってリアルタイムで視聴していた人も多いのではないだろうか。
囲碁というふだん少年少女にとってはなじみのないテーマを取り扱ってはいたものの、藤原佐為や塔矢アキラなどの脇を固める魅力的なキャラクターや、番組の最後には「GOGO囲碁」という実写パートで囲碁のルールを解説するミニコーナーもあったことで、子どもたちに囲碁ブームを巻き起こした。
原作の最後にあたる「北斗杯戦」の本戦までは描ききっていないものの、アニメのクオリティが高かったため今でも思い出すと心が暖かくなる、アニメ化大成功といえる本作。なお、主人公・進藤ヒカルの声は2011年に亡くなった人気声優の川上とも子さんが務めていた。あの無邪気な声のヒカルにまた会うことができないのは残念だが、ぜひともまた令和の世で囲碁ブームを再燃させてほしい。
このほか『ジャンプ』に限らず、『烈火の炎』『スパイラル~推理の絆~』『GetBackers-奪還屋-』『RAVE』など当時ヒットした作品で再アニメ化してほしいものは枚挙にいとまがない。当時のあのワクワクをもう一度リアルタイムで味わってみたいものだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1cbef0ff38476ffe4cd81fc1c8108c70075ee23f
source : ジャンプ速報