そもそも『ジャンプ』は『少年マガジン』などの競合他誌よりも後発であり、創刊当初は作家を揃えるにも苦労したという。
その中で『ジャンプ』を支えた連載漫画が『ハレンチ学園』と『男一匹ガキ大将』だ。
この2作品は草創期の代表作であるがゆえに、同誌の「裏側」を知る上でも不可欠の存在である。
まず『ハレンチ学園』だが、作者の永井豪氏は『マジンガーZ』や『デビルマン』などの作品で知られる日本でも屈指のレジェンド作家だ。その永井氏が『ジャンプ』で描いた『ハレンチ学園』は、エロを前面に押し出したギャグ漫画だった。そして本作の主人公が作中で行なったのが「モーレツごっこ」。早い話が「スカートめくり」である。これが子供たちの間で広まり、全国の学校で「スカートめくり」が流行してしまったのだ。このことを問題視したPTAや教育委員会は編集部に対して猛烈な抗議を展開。テレビのワイドショーにも取り上げられ、社会問題化した。しかしこの抗議行動に対し、編集部は一貫して永井氏を擁護。応援・激励の手紙や電話も多く寄せられたという。
そして『男一匹ガキ大将』は、クレームではなく『ジャンプ』のシステムに関係する。作者の本宮ひろ志氏は『俺の空』や『サラリーマン金太郎』などのヒット作を生み出した大御所。貸本漫画でデビューした本宮氏は『ジャンプ』で『男一匹ガキ大将』を連載するや好評を博し、一躍人気作家に。
しかし一方の看板作『ハレンチ学園』の永井豪氏が他誌で連載を始めたことから本宮氏の引き抜きを恐れた編集部が氏と「専属契約」を結ぶ。これが『ジャンプ』における専属契約の始まりとされる。専属契約とは他誌で描かないことを条件に契約料を支払うシステムのこと。これは原稿料とは別の支払いであり漫画家の生活は安定するが、漫画家の自由を束縛する側面もある。また安定した環境が漫画家のハングリーさを奪うという見方も。当時のやむをえない状況で生まれたものではあっても、やはり専属契約は賛否の分かれるシステムなのである。
(続きはソースをご覧下さい)
http://news.livedoor.com/article/detail/15778627/
171: 2018/12/23(日) 07:24:23.73
>>1
>「専属契約」
「◯◯先生の漫画が読めるのはジャンプだけ!」
>「専属契約」
「◯◯先生の漫画が読めるのはジャンプだけ!」
312: 2018/12/23(日) 10:19:28.78
>>1
クレームきても曲げないとかいいね
今ならソッコー休載なのに
続きを読む クレームきても曲げないとかいいね
今ならソッコー休載なのに
source : 最強ジャンプ放送局