続きを読む1 名前:記憶たどり。 ★ 投稿日:2017/07/02(日) 15:12:54.26 ID:CAP_USER9.net
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170629-00000042-mantan-ent&p=1
コミックスの累計発行部数が7000万部を誇る高橋陽一さんのマンガ 「キャプテン翼」シリーズ が、作品の誕生から36年で コミックス100巻に到達した。
初代の連載開始時には、主人公・大空翼のスーパープレーがサッカー後進国日本にサッカーの魅力を伝え、アニメは世界各国でも放送されて影響を与えた。
ファンを公言する一流プロ選手は今でも世界に多い。
作品の魅力と今だから明かせるエピソードを高橋さんに聞いた。
◇中学生編は「日向の勝利」も考えた --「キャプテン翼」で伝えたかった思いとは。
「夢を持って頑張る」ということです。翼は、世界一のサッカー選手、そして日本のワールドカップ(W杯)優勝を目指すわけです。
(連載初期の1980年代前半は)当時の日本はサッカーは盛んでなく、プロリーグも無かったのですが、こんな面白いスポーツがあることを伝えたかった。
当時は、マンガでサッカーのルールを勉強した人もいるのかな。
サッカーのスポーツとしての楽しさを伝えることに貢献できたのかなと思います。
--作品が36年続いた理由は。
キャラクターたちの魅力が色あせてないこと、それとファンが好きでいてくれたからでしょうか。
小学生編の全国大会で、プレーヤーたちの個性が確立された気がします。
小学生大会(のストーリー)は、計算通り。(翼のいる南葛の)明和戦の敗北もそう。
野球のトーナメントと違って、ワールドカップも同じように一度負けても優勝できる。
決勝で(南葛は明和に勝利して)借りを返した形になります。
--翼の師匠・ロベルト本郷の帰国も計算通りですか。
小学生編で各キャラクターが立ってきて、もう一度彼らを中学生編で戦わせたいとなったわけです。
そのためには、ロベルトが翼をブラジルに連れて行かない方が良いわけです。
連載当時、人気が無いと打ち切りがありましたから、打ち切られたらブラジルに連れて行かれるという流れでした。
おかげさまで小学生編の人気が衰えず、ああいう(ロベルトの単独帰国という)形になったのです
--中学生編は。
最初は「翼を優勝させよう」とさせていたけれど、(ライバルの)日向も頑張っていたので……。
うーん、計算してなかったと思う。
迷っていて、(翼が)日向に負けちゃってもいいのかなと思っていた。
キャラクターが(自分の想像の)上をいっていた。
--キャラクターのコントロールが難しい?
実は新キャラクターを作って、立たせようと思っても“邪魔”をするんですよ。
例えば井川という新キャラクターを日本のDFの柱にしようとしたのですが、(昔から活躍している)次藤君への思いがあったりして……。
最初からいるキャラクターに勝てない。
追い越せないですよね(笑い)。
--昔のキャラクターが強いのはなぜ。
やはりファンは昔のキャラクターを好む傾向はありますね。
(シリーズ初代に登場していない)新キャラクターで定着したと思うのは、葵新伍(あおい・しんご)。
今気にしているのは、(セグウェイドリブルで話題になった)ミカエルですね。
「翼と戦うとどうなるのかな」と自分の中で興味を持っています。
source : ジャンプ速報
