バレ来てるけどマジかなガセかな
http://onepiece-naruto.com/blog-entry-1136.html
タトゥー男「何だ 膝丸じゃねーか」
ゴキの山を前に固まる燈(……な…)
■地下水路に、謎の男!!
(何だ……)
とそこでようやくタトゥー男に気付く燈「!!」
「斎藤くん!?」
扉絵は燈と斎藤。
『闇の中で躍動する 人間と、その魂』
ニコっと笑う斎藤「おお~~よ!」
「膝丸は何してんだ? こんな汚ねぇとこスーツでよ」
にこやかな斎藤に戸惑う燈。
燈(…やべぇ 思考が追いつかねえ……)
「何してんのはこっちのセリフだっての…斎藤くん…」
斎藤「翔でいーよ!」
小学校時代の斎藤の姿を思い出す燈。
燈(斎藤翔くん…イレズミだらけで一瞬分かんなかったが 小学校一時期だけ一緒だったな…)
(てか向こうもよく俺のこと覚えてたな…)
(『やんちゃ』って言うより…マジに家庭環境の悪そうな…)
(モグラ族(ホームレス)に…なっていたのか…)
燈「このテ…死体はいったい…」
斎藤「驚いたろ? “地底人の内臓”は高く売れるんだぜ!」
燈(地底人…)
「イっ いやそうは言ってもコイツら凶暴なんじゃ…」
斎藤「そー! 政府上層部にはコイツらの存在に気付いてるのもいるっぽいけどよ」
「モグラ族(オレら)にとっちゃ前々からやっかりな隣人よ」
「一年くらい前から急にコイツらが地下に増えだした」
「おかげで12万人は居たって言われてる日本のモグラ族は一時4文の1くらいまで減ったらしい…」
「…だがそれも──」
「この辺りではもう無くなった!!」
そう言ってゴキの山から地面に飛ぶ斎藤。
「オレが 現れたからだ」
燈「………強ぇんだな…」
斎藤「ああ それもあるが──…」
とそこで手下のチンピラが叫ぶ「!!! ボス!!」
斎藤の背後から襲いかかるテラフォーマー。
それを見もしないで躱す斎藤。
「地底人ども(コイツら)は基本──」
背後のゴキに頭突きをかます斎藤。
さらに左フックを入れると、取り出したナイフでトドメをさしていく。
沈むテラフォーマー。
斎藤「”前か後ろ”からしか来ない!」
そして斎藤は地下の説明を始める。
斎藤「ま…唯一危ないのは”ここ”ぐらいだな」
「ここは22世紀に金持ちエリアの水害対策で造られた巨大遊水地だが これより天井が高いエリアにはオレらも行かねぇ」
「地上(うえ)じゃもっと色んなエリアに進出した地底人対策に訓練を積んでる部隊なんかがあるらしいが…まァそれは関係ねえ」
「オレらの”商売”を邪魔しねぇ限りはな」
「下水路は地上の道路と同様 複雑に東京全土を結んでいる」
「ここで獲れた地底人の内臓をそのまま江戸川まで運び 東京湾に着く漁船に扮したブローカーにまとめて売り渡す」
「それがオレら東京モグラ族(ファミリー)の生業だ」
「で 膝丸は? 水道局?」
燈「……斎藤くん…」
「俺がその部隊だ 一警護」
「俺の部署への依頼主(クライアント)は主にU-NASAや日本政府 その地底人の研究と対策をしている」
「斎藤くん 2年前U-NASAが募集をかけていたのを憶えていないか?」
斎藤「何となくは知ってたけど オレ漢字もロクに読めねぇからな」
「それにオレは既に隣町の地下ギャングのボスになりつつあった」
マルコスとジェットの顔を思い出す燈(字も読めないギャングのボス…確かにアネックス1号には居ないタイプだな…)
「ここを検(あらた)めさせてくれ 死体もなるべくこちらで買い取る」
斎藤「今後ずっとか? お前の一存で出来るのか?」
「ウチのファミリーは500人近くいるぞ 全員養うには”なるべく”じゃ困る」
黙る燈。
斎藤「…勘違いするなよ膝丸 オレがU-NASAに行ってないのは火星に興味が無いってのもあるが…」
「オレもオレの仲間も”身を売ってでも家が欲しい”なんて思っちゃいねぇからだ」
「オレぁアホだから難しい事ァ知らねェけどよ オレの母ちゃんもそのまた婆ちゃんもこんな暮らしだった」
「22世紀ごろから人の増加と経済の自由化から急激に東京が”アメリカ化”して──弱者は容赦なく地下へ追いやられていった…」
「──と教わったぜ」
「…別に補助金をくれねぇ政府の事を恨んじゃいねぇ だがな」
「今さらよォ “オレら”がここまで墜ちたのを好い事に『利用させてくれるならば拾い上げてあげよう』ってのは違うんじゃねェの?」
「今の膝丸(オマエ)も同じだ お断りだぜ」
「オレが地上に上がるのは オレ自身の力によってだけだ」
そう言ってテラフォーマーの頭を潰す斎藤。
それを合図に燈が距離を詰めていく。
燈「話し合いが通じねぇなら仕方ねぇ…俺もここで止まる訳には行かない」
斎藤「おォとも 話し合いは通じねェぜ」
「オレはヤンキーだからな 大体よォ…」
「論理(はなし)が通らねぇかっての”自体が”」
「"お前ら側”の価値観だろ? ここは地下だぜ」
「気合いで通ってみろや!!!」
斎藤の右フックをかわし、腕を取ると関節を決めにいく燈。
しかし斎藤はジャンプしてそれを逃れると、燈の顔面に膝を入れる。
燈「がッ……!!」
再び突っ込んでいく斎藤の顔面に肘をぶち当てる燈。
しかし斎藤は鼻を折られ、鼻血を吹きだしつつもそのまま押し切って燈の首を掴む。
お返しとばかりに燈の鼻にヘッドバット!
たまらずのけぞり倒れていく燈。
斎藤「どーしたァ膝丸!!! そんなんで地底人対策が務まんのかァ!?」
「いや…務まらねェなァ……!?」
「あるんだろ? “奥の手”がよォ…!!」
部下が投げた注射器を掴む斎藤。
斎藤「出し惜しみすんなよ? そんな甘い相手じゃねーぞ?」
「地底人も…オレもな!」
燈「!!?…」
注射器を打つ斎藤。
「変!!」
「身!!!」
変態していく斎藤を前に、燈は草間の言葉を思い出していた。
『"……流す奴が” “居るからじゃ”』
『"元バグズ計画関係者…”』
『”マフィア…闇医者…”』
『"ドーピング仲介者…”』
『"スパイ…独裁国家…”』
『”地球のパワーバランスは俄かに崩れ始め 危機的な状態にある…”』
燈(…技術がこの世にもたらされた時───最初に変わるのが『軍事』で…次が『無法者』だと聞いた事がある)
(2621年……”地球の状況”は…社会人(オレたち)の想定よりも”変わっている”のではないか…!?)
異様なオーラを出し始める斎藤「ファミリー500人の生業を お上の圧迫から守ろうじゃねェの」
「”上げる”ぜ」
■地下の頭領、特性発動(オンファイア)!!
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タトゥー男「何だ 膝丸じゃねーか」
ゴキの山を前に固まる燈(……な…)
■地下水路に、謎の男!!
(何だ……)
とそこでようやくタトゥー男に気付く燈「!!」
「斎藤くん!?」
扉絵は燈と斎藤。
『闇の中で躍動する 人間と、その魂』
ニコっと笑う斎藤「おお~~よ!」
「膝丸は何してんだ? こんな汚ねぇとこスーツでよ」
にこやかな斎藤に戸惑う燈。
燈(…やべぇ 思考が追いつかねえ……)
「何してんのはこっちのセリフだっての…斎藤くん…」
斎藤「翔でいーよ!」
小学校時代の斎藤の姿を思い出す燈。
燈(斎藤翔くん…イレズミだらけで一瞬分かんなかったが 小学校一時期だけ一緒だったな…)
(てか向こうもよく俺のこと覚えてたな…)
(『やんちゃ』って言うより…マジに家庭環境の悪そうな…)
(モグラ族(ホームレス)に…なっていたのか…)
燈「このテ…死体はいったい…」
斎藤「驚いたろ? “地底人の内臓”は高く売れるんだぜ!」
燈(地底人…)
「イっ いやそうは言ってもコイツら凶暴なんじゃ…」
斎藤「そー! 政府上層部にはコイツらの存在に気付いてるのもいるっぽいけどよ」
「モグラ族(オレら)にとっちゃ前々からやっかりな隣人よ」
「一年くらい前から急にコイツらが地下に増えだした」
「おかげで12万人は居たって言われてる日本のモグラ族は一時4文の1くらいまで減ったらしい…」
「…だがそれも──」
「この辺りではもう無くなった!!」
そう言ってゴキの山から地面に飛ぶ斎藤。
「オレが 現れたからだ」
燈「………強ぇんだな…」
斎藤「ああ それもあるが──…」
とそこで手下のチンピラが叫ぶ「!!! ボス!!」
斎藤の背後から襲いかかるテラフォーマー。
それを見もしないで躱す斎藤。
「地底人ども(コイツら)は基本──」
背後のゴキに頭突きをかます斎藤。
さらに左フックを入れると、取り出したナイフでトドメをさしていく。
沈むテラフォーマー。
斎藤「”前か後ろ”からしか来ない!」
そして斎藤は地下の説明を始める。
斎藤「ま…唯一危ないのは”ここ”ぐらいだな」
「ここは22世紀に金持ちエリアの水害対策で造られた巨大遊水地だが これより天井が高いエリアにはオレらも行かねぇ」
「地上(うえ)じゃもっと色んなエリアに進出した地底人対策に訓練を積んでる部隊なんかがあるらしいが…まァそれは関係ねえ」
「オレらの”商売”を邪魔しねぇ限りはな」
「下水路は地上の道路と同様 複雑に東京全土を結んでいる」
「ここで獲れた地底人の内臓をそのまま江戸川まで運び 東京湾に着く漁船に扮したブローカーにまとめて売り渡す」
「それがオレら東京モグラ族(ファミリー)の生業だ」
「で 膝丸は? 水道局?」
燈「……斎藤くん…」
「俺がその部隊だ 一警護」
「俺の部署への依頼主(クライアント)は主にU-NASAや日本政府 その地底人の研究と対策をしている」
「斎藤くん 2年前U-NASAが募集をかけていたのを憶えていないか?」
斎藤「何となくは知ってたけど オレ漢字もロクに読めねぇからな」
「それにオレは既に隣町の地下ギャングのボスになりつつあった」
マルコスとジェットの顔を思い出す燈(字も読めないギャングのボス…確かにアネックス1号には居ないタイプだな…)
「ここを検(あらた)めさせてくれ 死体もなるべくこちらで買い取る」
斎藤「今後ずっとか? お前の一存で出来るのか?」
「ウチのファミリーは500人近くいるぞ 全員養うには”なるべく”じゃ困る」
黙る燈。
斎藤「…勘違いするなよ膝丸 オレがU-NASAに行ってないのは火星に興味が無いってのもあるが…」
「オレもオレの仲間も”身を売ってでも家が欲しい”なんて思っちゃいねぇからだ」
「オレぁアホだから難しい事ァ知らねェけどよ オレの母ちゃんもそのまた婆ちゃんもこんな暮らしだった」
「22世紀ごろから人の増加と経済の自由化から急激に東京が”アメリカ化”して──弱者は容赦なく地下へ追いやられていった…」
「──と教わったぜ」
「…別に補助金をくれねぇ政府の事を恨んじゃいねぇ だがな」
「今さらよォ “オレら”がここまで墜ちたのを好い事に『利用させてくれるならば拾い上げてあげよう』ってのは違うんじゃねェの?」
「今の膝丸(オマエ)も同じだ お断りだぜ」
「オレが地上に上がるのは オレ自身の力によってだけだ」
そう言ってテラフォーマーの頭を潰す斎藤。
それを合図に燈が距離を詰めていく。
燈「話し合いが通じねぇなら仕方ねぇ…俺もここで止まる訳には行かない」
斎藤「おォとも 話し合いは通じねェぜ」
「オレはヤンキーだからな 大体よォ…」
「論理(はなし)が通らねぇかっての”自体が”」
「"お前ら側”の価値観だろ? ここは地下だぜ」
「気合いで通ってみろや!!!」
斎藤の右フックをかわし、腕を取ると関節を決めにいく燈。
しかし斎藤はジャンプしてそれを逃れると、燈の顔面に膝を入れる。
燈「がッ……!!」
再び突っ込んでいく斎藤の顔面に肘をぶち当てる燈。
しかし斎藤は鼻を折られ、鼻血を吹きだしつつもそのまま押し切って燈の首を掴む。
お返しとばかりに燈の鼻にヘッドバット!
たまらずのけぞり倒れていく燈。
斎藤「どーしたァ膝丸!!! そんなんで地底人対策が務まんのかァ!?」
「いや…務まらねェなァ……!?」
「あるんだろ? “奥の手”がよォ…!!」
部下が投げた注射器を掴む斎藤。
斎藤「出し惜しみすんなよ? そんな甘い相手じゃねーぞ?」
「地底人も…オレもな!」
燈「!!?…」
注射器を打つ斎藤。
「変!!」
「身!!!」
変態していく斎藤を前に、燈は草間の言葉を思い出していた。
『"……流す奴が” “居るからじゃ”』
『"元バグズ計画関係者…”』
『”マフィア…闇医者…”』
『"ドーピング仲介者…”』
『"スパイ…独裁国家…”』
『”地球のパワーバランスは俄かに崩れ始め 危機的な状態にある…”』
燈(…技術がこの世にもたらされた時───最初に変わるのが『軍事』で…次が『無法者』だと聞いた事がある)
(2621年……”地球の状況”は…社会人(オレたち)の想定よりも”変わっている”のではないか…!?)
異様なオーラを出し始める斎藤「ファミリー500人の生業を お上の圧迫から守ろうじゃねェの」
「”上げる”ぜ」
■地下の頭領、特性発動(オンファイア)!!
106: 2016/03/26(土) 18:22:52.68
3話かけて話が全然進んでない…
107: 2016/03/26(土) 19:39:31.38
前にネタで劉さんの親族って書き込んだんだけどマジだった
108: 2016/03/26(土) 19:46:11.32
劉さんマジかよ
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source : 超マンガ速報